ハウスクリーニング

ハウスクリーニングについて

めずらしくなくなったハウスクリーニング

 

ハウスクリーニングというと、新築住宅・マンションや賃貸物件の引渡し前に実施されるものが主流であり、今もそれは変わらないのですが、ここ数年で増えてきているのが、すでに住んでいる住宅やマンションをプロにお願いしてハウスクリーニングしてもらうと云うケースです。このサービスのさきがけとなったのは、大手のダスキンだったわけですが、サービスが始まった当初というのは、自宅の掃除にお金を出してまで業者に頼むということが非常に贅沢なことのように感じたものですが、今ではそのように感じる人は少ないはずです。

 

その理由には、世の中便利になったとは言え、自分でこなさなければならない事が多くなり、昔に比べると仕事・プライベートともに、かえって忙しくなってしまっている人が増えているということもあると思います。それに、自宅のクリーニングもプロの手にかかると、徹底的にきれいになります。その凄さを知ってしまうと、年に一回ぐらいは業者にハウスクリーニングしてもらって、自分ではとても行き届かないところまできれいにしてもらいたいと思うのは自然なことかも知れません。

 

ハウスクリーニングの良いところは、一度細かいところまで徹底的にクリーニングしておくと、その後の管理が楽になるところです。当然家のもちにも影響しますので、持家の方だと住まいのメンテナンスという側面もあり、ハウスクリーニングは必要なものだとも言えるでしょう。賃貸の方でも、定期的にハウスクリーニングをしておけば、敷金の戻りも期待できますし、何より借りているものですから、気分的にも楽になります。それなりにコストもかかりますが、それ以上のメリットがハウスクリーニングにはあると言えると思います。

業者

業者のタイプについて

 

ハウスクリーニング業者を大まかに区分けする際に使われるのが、ハウスクリーニング専門業者と家事代行タイプの業者という分け方です。一般的にハウスクリーニングというと前者の専門業者型を指しますが、家事代行の一環としてハウスクリーニングを依頼できる場合があります。ただし家事代行サービスというのは、従来からある家政婦業とほぼ同じで、掃除道具も基本的には家にあるものが使われますので、日常的な家の掃除を丁寧に行ってくれるというレベルとなります。

 

家事代行型ハウスクリーニングの利用者は、仕事が忙しくて家事まで手が回らないという方や単身赴任などの独り住まいの方、また男手ひとつで子ども育てている方、奥様に先立たれて独りで生活している高齢者の方などが多く、逆に言うと、日常的な掃除を自分に成り代わってやってくれるサービスを求めている方は、ライフスタイルの変化や高齢化が進む中で需要が高まるサービスとなることが予測できます。大掛かりなハウスクリーニングではなく、日常的なハウスクリーニングを求めている方は、ホームヘルパーを派遣している紹介所のほか、個人事業主として活動している専門職のヘルパーさんもいますので、あたってみると良いでしょう。

 

これ以外のいわゆるハウスクリーニング業者は専門業者となります。専門業者であれば、要望によって、家具なども移動しての大掛かりなクリーニングも対応してくれますので、住まいの汚れを一度全てリセットしたいという場合は専門業者に依頼することになります。

 

特にキッチンや水廻りの掃除は、毎日の掃除で手をかけらない部分もあり、汚れが累積していることも多いのではないでしょうか。また地域の気候特性によって、サッシまわりには様々な汚れが溜まっていることがあるわけですが、こうした箇所をきれいにしたいと思っていても、まとまった時間が取れずに放置されたままというところもあるはずです。プロの専門業者に依頼すると、こうした手の付けられないままの汚れも全てきれいになりますので、クリーニング後はこれまで通りの掃除できれいな状態を維持することができます。

 

基本的なことですが、どちらのタイプのハウスクリーニングを求めているのか、まず決めておくことですね。

料金の相場

料金の相場が意外と掴みづらい

 

不動産業者や建築会社がハウスクリーニングを依頼する場合、全室全箇所クリーニングとなります。ただし、普通の方が実際住んでいる家を業者にクリーニングしてもらう場合は、特殊な場合を除けばクリーニング箇所を限定して依頼するのが一般的です。もちろん全室クリーニングがいけないというわけではありません。ただしコスト的なことを考えれば、少なくとも初回は、自分たちで掃除できないような場所を特定して依頼したほうが良いですし、プロに依頼するとどのようなレベルのクリーニングをしてもらえるのかを確認してから、次回依頼内容を決めていけば良いわけです。その意味では、ハウスクリーニングの、場所別の料金の相場を知るということが、初めてハウスクリーニングを利用する方にとってはポイントとなるでしょう。

 

ただしハウスクリーニングの料金は、例えば引越し料金などとは違って、業者間でかなり違いがあます。つまり相場と言っても実際に見積もりをとってみなければ、分からないという面があるのです。幸いハウスクリーニングにも“一括見積もりサービス”が、ネット上には多数存在しますので、ハウスクリーニングの場合は、特に“一括見積もりサービス”を利用してみると良いでしょう。

 

ハウスクリーニングの場所別の相場について、一例をあげますと、たとえばお風呂(バスクリーニング)ですが、お風呂がユニットバスか、また造作工事で作られているお風呂かでも掃除内容が違ってきます。ユニットバスの場合は床、壁、天井が既製のパネルで組まれていますが、造作のお風呂の場合はタイル貼りとなって(中には板張りのお風呂も)いるものが多いので掃除にかかる手間や時間が全然違ってきます。相場が掴みづらいというのは、こうしたこともあるからなのですが、通常10,000円〜20,000円というのがお風呂の相場と言って良いと思います。

 

またエアコンのクリーニングも、ハウスクリーニングではよく利用されるものです。このエアコンも業者間で差が大きく一律では言えないところもあるのですが、通常は10,000円からそれ以上となり、所要時間も業者間で開きがあります。またお風呂やとトイレなど一箇所、二箇所と計算できるものもありますが、窓ガラスなどのように箇所で積算できない部位は、1平米あたり1,000円などと、広さあたりで単価設定されているのが普通です。この場合は現地を下見して見積もることになりますが、概算見積もりとして出す場合は、住宅の広さ(床面積)で、ある程度幾らかかるのかを出してくれるところもあります。このようにハウスクリーニングは、見積もりの積算方法にも、業者ごとに違いがあるということを知っておく必要があると言えるでしょう。

見積もり

見積もりを比較検討する際の注意点

 

ハウスクリーニングを実際に依頼する場合の流れですが、クリーニング業者依頼する前に、今回依頼するクリーニング箇所を決めてしまっておくと、依頼・問い合わせがよりスムーズになります。特に初めて依頼する場合は、どうしてもきれいにしておきたい箇所を絞っておくのがおすすめです。手広くクリーニングを行うのは、何度か使ってみてハウスクリーニングというサービスに納得出来るようになってからでも良いでしょう。またクリーニング箇所を絞っておくと、聞いておきたいことが散漫にならず、あとで思ったのと違っていたということも少なくなります。

 

次に無料見積もりを依頼していきます。業者によっては現地の下見なし、追加料金なしで見積もりをするところもあるのですが、通常は現地を見ないで簡易見積りをしたあと、正式に下見をして見積もりをするか、初回から現地を下見して見積もりをだすかのどちらかです。つまり現地を下見しないでの概算・簡易見積りの段階では、まだ金額が増える可能性があると考えておきます。クリーニング箇所を下見した上での正式な見積もりになると、もう追加等は発生しませんので、正式にクリーニング作業を注文する場合は、かならず最終見積もりの金額を以て契約するようにしてください。またエアコンや洗濯機の分解クリーニングなどで、下見の段階で認められなかった不具合が見つかったなど、イレギュラーなことが生じた場合、追加料金が発生するかといったことも確認しておきましょう。

 

またハウスクリーニングの見積もりは、最大で3社ぐらいは相見積もりをとっておくと良いでしょう。相見積もりをとるメリットは、相場が掴めるということと、クリーニング作業の内容も比較できるということです。ハウスクリーニングは、料金が安ければトクだとも一概に決められないですし、また逆に、高いからと言って手間をかけた仕事をしてくれるかというと、実はそうとも言えない場合もあります。

 

通常見積書には、作業料金だけが記載されているわけではなく、作業範囲・内容も別途示されています。そして作業範囲・内容は業者ごとに違いあるので、相見積もりをしないとその点の比較が全くできなくなってしまうのです。見積もりを承認して正式に仕事を依頼するにあたっては、どういったクリーニング内容なのかということもわかっていなければトラブルのもととなりますので、金額だけでなく内容についても説明を受けるようにしてください。